
「どこがわからないの?」と聞かれても、答えられないことがある。
どこまではわかる? どこからわからなくなった?
問題文・自分の途中式・解説をたどって、その境目を見つけよう。
ここでは数学の例も使っています。
ほかの教科でも「どの言葉・どの文・どの手順で止まったか」を示して聞いてみよう。
質問するのは、恥じゃない。
わからないことがあるのは、恥ずかしいことじゃない。
質問することも、恥じゃない。
今はわからないのだから、そこから教わればいい。
自分がどこまでわかっていて、どこで困っているかを確かめる。
それは、勉強を進めるための大切な力。
質問は、その先へ進むための行動です。
「自分にはできない」と決める前に、わからないところを聞いてみよう。
そこから、わかるための一歩が始まる。
「わからない」が始まった場所を探す
- 問題文:言葉の意味と、何を求めるかを確かめる。
- 自分の答え・途中式:自力で進められたところまで、たどる。
- 解説:一行ずつ「なぜこうなる?」を確かめる。
✓ わかる
ここまでは、理由を説明できる
↓
? 止まった
次の言葉・行・手順で説明できなくなる
その最初の場所に「?」。
そこが、質問で確かめたいポイント。
止まった場所を、もう少し絞ってみよう
問題文に、意味のわからない言葉がある
まず、これをする
- その言葉を丸で囲む。
- 教科書の索引や、その単元の説明で意味を確かめる。
見つからない・説明を読んでもわからないなら、その言葉を示して聞く。
何を答えればよいのか、わからない
まず、これをする
- 「何を求めなさい」「何を答えなさい」の部分に線を引く。
- その部分のどの言葉で困ったかを示す。
問題文全体がわからなければ、そのまま伝える。
問題文は読めるが、最初の一手がわからない
まず、これをする
- 数学なら、問題に出てくる数・単位・条件を、わかる範囲で書き出す。
- 解き始められなかった問題の番号に印を付ける。
何も書けなかった場合は、空欄のまま見せてよい。
解説の、途中の一行がわからない
まず、これをする
- 解説を一行ずつ見て、最後にわかった行へ「ここまで」と印を付ける。
- 次の行へ「?」を付ける。
最初の行からわからなければ、そこに「?」でよい。
解説を見ればわかるが、閉じると解けない
まず、これをする
- 解説を閉じて、もう一度、書けるところまで解く。
- 手が止まった場所に「?」を付け、その途中式を消さずに残す。
答えが違うが、どこで間違えたかわからない
まず、これをする
- 自分の答えや途中式を、消しゴムで消さずに残す。
- 解説と見比べ、読み落とした条件や計算違いがないか確かめる。
気になったところに印を付け、判断できなければ、自分の解き方と解説の両方を見せる。
式の形が違っても、別の正しい解き方の場合がある。
先生に見せるもの・伝えることを確認
手元の教材と自分の答えを見て、わかるところと、止まったところを確かめよう。
見つけたことにチェックを付けます。
はっきり区切れないときも、考えた跡を見せながら一緒に確かめていこう。
チェックは、このページを開いている間の確認に使ってください。
聞いたあとも、自分で1問
説明を聞いたら、答えを隠して、自分でもう一度解いてみよう。
まだ止まるところがあれば、その場所を伝えてもう一度聞く。
別の日にも解けるか確かめておこう。
