
「テストの2週間前から勉強を始めよう」
そう言われても、何をすればいいのかわからない。ワークを最初から解く? 教科書を読む? とりあえずノートをまとめる?
ここでは、テスト勉強で最低限おさえておきたいことを、基本の流れに沿ってまとめます。
まず問題を解き、つまずいたところを確かめる。必要に応じて質問や練習をしてから、別の日にもう一度解く。この流れを回す時間を取るために、2週間前ごろから始めておこう。
初めてなら01から。困っているところから読んでもOK
01
最初に、範囲と課題を確認。
まず、学校から出されている課題を確認しよう。テスト範囲が発表されていれば、範囲表も一緒に見る。
- 教科書やワークの、どのページが範囲なのか
- 提出する課題と、その締め切り
- まだ取り組んでいないところは、どれくらいあるか
テスト範囲がまだ発表されていなくても、勉強は始められる。
前回のテスト範囲だった単元の続きから、授業で習ったところまで、ワークや課題を進めておこう。
範囲が発表されたら照らし合わせて、追加で取り組むところや、復習が必要なところを確認する。
すでに2週間を切っていても、ここから始めよう。残り日数と、まだ終わっていない課題・範囲を確認し、今日取り組むページを決める。
たとえば数学なら、習った範囲のワークを、答えを見ずに1ページ解いてみよう。
答え合わせをして、間違えた問題や、手が止まった問題に印を付ける。
正解していても、勘で選んだり、理由を説明できなかったりした問題は、確認するものとして残しておこう。
1ページは、取りかかるためのきっかけ。その後も、範囲内のまだ取り組んでいない問題へ進もう。
学校で必要な課題は進める。そのうえで、復習はつまずいたところを重点的に。
02
間違えた問題も、同じ扱いにしなくていい。
答えが違ったからといって、全部が「わかっていない問題」とは限らない。
問題文を読み飛ばしたのかもしれない。公式を取り違えたのかもしれない。
計算の途中で符号を落としたのかもしれない。
一方で、解説を読んでも「どうしてこうなるの?」と感じる問題もある。
01で印を付けた問題を見て、今の自分に近いものを開こう。
原因がまだわからなくても、解説を読んだときの状態から選べばいい。一つの問題で、いくつか当てはまることもある。
解説を読んでもわからない
次の一手
わからない言葉や、止まった行に「?」を付ける
ミスを見つけたら、「符号を写し忘れた」「最後の条件を読まなかった」など、何が起きたかを短く書く。次に解くときは、その箇所を確認しよう。
解説と式の形が違うだけでは、間違いとは限らない。別の解き方かもしれないので、判断できなければ先生に確かめよう。
03
「わからない」を、質問にする。
解説や教科書を読んでもわからないところは、先生や塾の先生に質問しよう。
聞きたい問題のページと番号をメモし、自分の答えや途中式を残す。
わからない言葉や、解説を読んで止まった行に「?」を付けて見せると伝えやすい。
「どこがわからないかもわからない」なら、問題文・自分の途中式・解説を見比べて、わかるところと止まったところを探してみよう。
最初から何もわからない、と伝えても大丈夫。
今すぐ聞けないときは質問をメモして、先に進められる別の問題に取り組もう。翌日の休み時間や次の授業後など、先生に聞ける時間も決めておく。
聞いたあとは、答えを見ずに自分で解けるか確かめる。
04
一度解いた問題を、別の日にも確かめる。
解説や質問で解き方がわかったら、まず答えを隠して、その問題を解き直そう。直後に解けても、次の日には手が止まることがある。
印を付けた問題は、別の日にも答えを見ずに解いてみよう。
解けなければ、どの手順で止まったのかを確認する。解説や教科書に戻ったり、質問したりしてから、もう一度試そう。
暗記した言葉も同じ。見ながら言えるかではなく、隠して思い出せるかを試してみよう。
たとえば、こんな進め方ができる。日数は一例なので、学校の予定や自分の理解に合わせて調整しよう。
- 2週間前ごろ: 範囲と課題を確認し、習ったところから解き始める。つまずいた問題に印を付ける。
- 翌日以降: 印の問題を解き直し、わからないところを質問する。まだ取り組んでいない範囲も進める。
- 数日後: 解き直した問題や覚えたことを、答えを見ずにもう一度確かめる。
- テストが近づいたら: やり残した範囲や課題がないか確認し、まだ不安な問題を重点的に復習する。
新しい範囲を進めることと、つまずいた問題を解き直すことを組み合わせよう。
毎回すべてを同じ回数繰り返すのではなく、まだ自力でできない問題を重点的に確認していく。
05
暗記の方法も、自分で選んでいい。
04の解き直しで、用語や公式が思い出せずに止まったなら、覚え方も試してみよう。
単語を少しずつ増やす、色で分ける、似ているものを並べて違いを見る、声や歌を手がかりにする、といった方法がある。
同じ方法が、すべての教科や用語に合うとは限らない。
「これは歌だと思い出せる」
「これは表にしたほうがわかりやすい」
自分が思い出しやすい方法を試したら、用語を隠して答えたり、問題を解いたりして、本当に使えるか確かめよう。
公式は式を覚えるだけでなく、どんな問題で使うのかも確認する。自分で思い出し、問題の中で使えるかまで確かめよう。
06
今日の勉強を、次につなげよう
今日取り組んだ問題のうち、もう一度確かめたいものを選び、次に解く日を手帳や予定表に書こう。
質問したい問題も、ページと番号をメモして残しておく。
解く → つまずきを確認する → 質問や練習をする → 別の日にもう一度試す。
答え合わせで終わらず、この流れを次の勉強にもつなげよう。
ここにあるのは、最低限おさえておきたい基本。
取り組む量や追加の練習は、学校の課題や、自分の目標・理解度に合わせて考えよう。
今、確認したいことは何?
まずは範囲と課題を確認して、解き始める。
つまずいたところに合った対策を選び、できるようになったか確かめていこう。
チェックは、このページを開いている間の確認に使ってください。
